漢方薬局経営
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漢方薬局開業日記 その3 〜大学卒業後:漢方との出会い〜
こんにちは!
今回で第3話になりますね。
今回の内容は私がはじめて就職したところから、漢方に出会うまでの約2年間のお話です。
それでは、どうぞ!!
病院薬剤師への就職
なんとか4年で大学を卒業後、はじめの就職先は地元の徳島に戻り、ベッド200床ほどの中規模の地方病院だった。
しかしながら自分は特に病院に勤めたかったというわけではなかった。
私が卒業した2004年当時、国家試験は年度末も年度末の3月27、28日で行われていた。
新社会人は当然4月1日から始まるので、この3,4日で引っ越しなど諸々をしなければいけないという謎の超ハードスケジュールである。
しかしながら国家試験終わって5日も経たない4月1日から働き始めるというのが自分の中でどうしても納得いかず、4月は実家に戻りとりあえずゴロゴロしながら生気を養うということで休憩していた。
ただ休んで10日もすると、親から”いつまで家にいるんだ”感がどんどん高まってきたので、流石に5月からは働こうかなということで、最も給与面で条件がよかった先の病院に”とりあえず”就職した、というわけである。
一応就職したことはしたのだが、元がそんな状態なのでそこの病院では約2年ほど働いたが、当然やる気が出るはずもなく、また働きはじめてからもやりがいが全く見い出せず、本当に行って帰ってくるだけの生活だった。
今思えば本来はとても貴重な学びの機会、時間だったと思えるが、当時はそんな事もわからず、ただただ2年間ぼーっとし続けていたような、そんな感じだった。
漢方との出会い
そんな時、兵庫県は宝塚市のとある薬局グループで、薬局でありながらおしゃれな健康カフェを同時に経営しているという、当時にしては大変珍しい薬局があることをネットで知る。
その薬局では、薬剤師と栄養士が共同でカフェのメニュー開発を行ったり、薬膳の考え方から作られたタルトやケーキなどを販売したりしていた。
先にも書いたが、私はちょうどその当時転職を考えていて、薬以外のサプリメント・アロマテラピーなど代替医療の分野に少し興味を持ち始めていたところだったため、どんな薬局なのか大変興味を持ち、月に1度そのカフェで開かれているという勉強会に思い切って試しに参加したのだが、その内容がなんと「漢方」だったのだ。
これがまさに「私」と「漢方」との”初めての出会い”である。
次回は「漢方薬局への就職」あたりまでを書きたいと思います。
ではでは!
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