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彩り漢方薬局での不妊症の考え方 〜体外受精サポート編〜
2017-02-17

昨日は月に一回開催している彩り漢方薬局での漢方・中医学の勉強会でした。

今回のテーマは当薬局でも相談の多い「不妊症」について。

前半は「不妊症」についての現代医学における基礎知識と中医学・漢方での弁証論治について。後半は、実際に当薬局で相談を行い、良い結果がでている症例を参加された皆さんと一緒に検討しました。

最近の「不妊症」の相談では30代後半以上の方は”体外受精”を予定されている、またはすでに行っている方が非常に多くみられます。

こういう方の場合、その方の体質から判断する伝統的な中医学の弁証論治だけでなく、体外受精のスケジュールに合わせて漢方薬やサプリメントを組み合わせるやり方を併用したほうが、いい結果が出ることが多いと実感しています。

具体的には

①採卵周期にあわせて、できるだけ多くの卵子を取れるように、そしてその卵子の質をできるだけ高いものにしていく

②凍結胚を戻す場合はその休息期間中に子宮内の掃除を徹底して行い、次の移植周期に向けて子宮内膜の質(厚み、血流、柔らかさ)を高めていく

③移植周期はうまく着床できるように子宮内膜の質を高める、ストレス等過度の緊張によって子宮内膜が固くならないように自律神経を整える
などなど。

これらをクリニックでの検査結果の値、当薬局にある血流計の値、そして望診・聞診・問診・切診による中医学的診断結果を組み合わせることにより、その方に最も適切と思われる漢方薬、サプリメントを選んで対応していきます。

今回の症例は、体外受精を希望されている方だったので、本来であれば上記のような体外受精サポートを行っていくのですが、胃腸がとても弱く、普段からH2ブロッカーの胃薬は手放せない状態でした。

ではこの方にいきなり上記の体外受精サポートを行うとどうなるでしょうか?

ちゃんと必要な成分が吸収できるのでしょうか?

もしできない可能性があるなら先にどうするべきでしょうか?

どのような処方が適切でしょうか?

このようなポイントを中心に、今回は参加していただいた皆さんと一緒に症例検討しました。

ポイントは”脾胃”の働きの大切さですね!

私は教える側ですが、このように症例を深く紐解くことで逆にいい復習になっています。

来月は更年期障害についてを予定しています。