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毛細血管は増やせる!〜睡眠の改善 〜
毛細血管を増やすための睡眠
皆さま、こんにちは。
夙川駅北側にある漢方専門薬局・彩り漢方薬局のスタッフ薬剤師タケウチアツコです。
前回お話した、私の「ざんねんな毛細血管」ですが、色々と本などを調べていると、毛細血管ケアと血流アップは出来る!ということが分かりました。
毛細血管を復活させ増やすためは、毛細血管に血流が行くようにすることと、血流自体をアップすることが最大のポイントとなります。
そのためには、副交感神経を優位にして、毛細血管が開く時間を確保することが大切で、適切なストレス対策を行った上で、正しい睡眠をとることが大事になってきます。
正しい睡眠のとりかた
この正しい睡眠には、睡眠時間の長さだけでなく、何時に寝るかという自律神経のバランスが非常に重要になります。
自律神経は、日中は交感神経が優位になり、夜の睡眠時には副交感神経が優位になります。
このバランスが崩れると、寝ている間に毛細血管の修復がうまく出来なくなり、日中の活動力も低下してしまいます。
夜中=副交感神経優位
ですので、睡眠時間足りてるから大丈夫!ではなく、自律神経のバランスが整った良い睡眠をとるために、夜には副交感神経が優位になるようにゆったりくつろいで、質の良い睡眠を心がける事が大切です。
理想は寝る1時間前くらいに入浴し湯船でリラックスした後、テレビやスマホを見ずに間接照明で過ごすことです。
心血虚による不眠(目が覚めやすい、夢が多い)
私は寝つきはいいほうなのですが、寝ている間ほぼ毎日いろんな夢を見ていました。
そして朝起きた時も、疲れが残っている事もしばしば。
睡眠時間はたりているはずなのに、日中、どうしようもなく眠くなる時があります。
これを漢方的に解釈すると、夢を見やすい、昼間強い眠気があるというのは、血が足りていない、「血虚」の典型的な症状だったのです。
もう少し詳しく言うと”心(西洋医学の心臓というよりはココロとか精神の意味合いが強い)”に必要な血液が足りていない「心血虚」という状態になります。
このような心血虚には「帰脾湯(きひとう)」や「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」など、よく使われる有名な漢方薬がありますが、処方するポイントがそれぞれ違いますので、漢方薬を服用したい場合はまずは専門家に相談しましょう。
このブログをご覧の方にも、私と同じように、寝ているのに冷えや疲れが取れないなどの症状が出ている方は、もしかしたら、毛細血管ケアが必要かもしれません。
まずは今夜からでも、ご自分の睡眠状況を意識してみるのもいいかもしれないですよ!
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